「ん…?…なんだ?通信が入ったな。岳、悪いが少し席を外す」 「うん、分かった☆行ってらっしゃい♪」 律さんが居なくなって部屋に岳と二人きりに。するとソファから立ち上がってトコトコこちらにやって来ると無邪気な笑顔で話しかけてきた。 「ルナ~、隣座って♪」 『うんっ…☆』 手を引かれて二人でソファに腰を下ろしすと、体を屈めて顔を覗き込まれた瞬間に鋭い質問を投げてきた。 「ね、今何か悩んでるでしょ?」 『悩んでな…い…』