愛し、愛されたのは優しい死神でした。


…でもそんな事したら変な子だと思われそうだから我慢、我慢―!
気を紛らわせる為に料理をもくもくと口に運んだ。
程なくして陽気な律さんの声が背後から聴こえる。

「はい、お待たせ致しました。律さん特製フルーツたっぷりプリンアラモードだぞ~♪」

『えっ…!!!?』

それは…巨大なプリンにホイップクリームや苺やメロン、パインにバナナやマンゴーといった様々なフルーツの他に…。
生チョコやクッキーなどで可愛くデコレーションされていて何よりその巨大さに驚いた。