愛し、愛されたのは優しい死神でした。


「そうか?残念だ。…てかなんかルナ…いつもと雰囲気違うな?」

『??…そう…ですか…?』

「ぁあ…良い傾向だな…♪」

そう言って立ち上がると頭にぽんっと軽く手の平が触れた。

『…っ…』

「…そろそろ食べ終わるな?んじゃ、とっておきのデザートをお持ちしますか♪」

不思議…。岳に触れられた時は何とも思わなかったけど…律さんに触れられたら胸がどきどきして…触られた所を自分の手で確かめたくなった。