豪快な笑い声を上げながら、ぐりんと顔を後ろに向けると気味悪くにたりと笑みを浮かべ律さんと睨み合う形になった。 あまりに恐ろしい光景に失神してしまいそうになりながら必死に足を踏ん張る。 律さんが助けてくれるまで…耐えてみせるんだから…!! 私はグッと拳を握り締め、奥歯を噛み締めた。