愛し、愛されたのは優しい死神でした。


岳さんはじっと私の手元を見てて静かな時が流れた。

『…出来たっ!』

「~♪ルナ包帯巻くの上手いね♪すげぇ~♪」

『あんまり動かしちゃダメだからねっ…?!緩んじゃうから…』

「うん!分かった!」

ちょっと不格好だけど巻いてないよりはマシだよね?

岳さん…なんかちょっと嬉しそう?目がキラキラしてる…♪

「包帯サンキュー!」