『可愛い…♪』

「やば…俺…今ルナがすげー色気を発してる気がする…!!」

「おい、いやらしい目で見るな変態。…全く油断も隙も無いな」

―と言ったまでは良かったけど律さんの方が過激なスキンシップをはかった。
律さんが直ぐ隣に腰を下ろしたのは解った。
そして長い腕が伸びてきて…ってこの段階でかなり近くに居ると予想出来る。そして次の瞬間―

『っ…ちょっ…律さんっ…!?』

「おい兄貴!何どさくさに紛れてルナの肩抱いてんだよ?!」

「うるさいぞ、サンドバッグ。パートナーを支えるのは夫の役目だろ?ね?ルナさん?」