次目を開けるとそこは病院で、脳に異常はなかったものの、歩けなくなっていた。
それに、嫌だった。
家族も、
病院の先生も、
見舞いに来たクラスメイトも担任も。
遠巻きに泣きじゃくって謝り続ける、真優ですら……。
「…………」
「真優を、恨んでる訳じゃないの……。でも…許せなくて……」
それに、嫌だった。
家族も、
病院の先生も、
見舞いに来たクラスメイトも担任も。
遠巻きに泣きじゃくって謝り続ける、真優ですら……。
「…………」
「真優を、恨んでる訳じゃないの……。でも…許せなくて……」


