返事をすると、瀬戸さんは嬉しそうに目を細める。


毎日の光景だ。


この後に運ばれてきた朝食を嫌々飲み込む。


……のだが。


今日は少し違った。


「あ、そうだ。沙羅ちゃん? 今日新しい先生来るからねぇ。お話し出来るかしら?」


新しい先生?


またか。