後ろにいたのは大河だった。 頭は冷静としているのに、心はいうことを聞かない。 「で、話って?」 決めたんでしょ、だったら言わなきゃ。 「…っ、か、帰りながら、話すからっ…」 やっと口から出た言葉はそれだった。 「分かった。」 そう言って大河も靴を履きだす。 学校の校門を出て、気持ちを落ち着かせようと深呼吸する。