「好きな人っていっても相手はもう死んでるのに、馬鹿だよね。」 そのことには触れずに一呼吸置いて笹原はしゃべり出した。 「ごめん。俺ずっと憂さんは大河さんの事が好きなんだと思ってた。違ったんだな。」 え…、私が大河を…? 「そういえば、知ってる? 憂さんが大河さんの事好きだと思ってたから敢えて言わなかったけど…。」 「大河さんって彼女いるんだよ」 「それ、知ってる。」