―ピリリリリ…―――



目覚まし時計を止めて起き上がる。



あ、そっか。



冬休みだから、学校休みか。



なんで目覚ましなんてセットしたんだろう?



サッと視線を床に落とすと昨日大河と撮ったプリクラが落ちていた。



私はそれを拾い上げてしばらく見つめた後、立ち上がる。