そんな私の心情を察してくれたのか、保健の先生が『昼休みまで保健室で安静にしとく?』と言ってくれた。 それに返事をするかわりにコクリと頷いた。 先生、天使だよ。貴方は。 3時間目のチャイムが鳴り、少しすると亜依が飛び込んできた。 『先生!那月は?!』