29才の時、まるで夢のような恋にであった。

私と主人、女の子2人の家族4人暮らし。
以前と何も変わらない。

ただあの日から、私は携帯電話を忘れて出掛けることはあるけれど、寝る時に携帯電話を、枕の下に入れて寝ることは、絶対に忘れない。
電源も切らない。
それは領君からの連絡がくるかもわからないから…

主人は目覚まし代わりと思っている。それにもう一年近く深夜に携帯は鳴らない。

でも、私はこれからもずっとこうして眠りにつくと思う。いつか鳴るかもしれないから…                    連絡する勇気はないけれど、連絡があればすぐにでたいから…

それとも、あれは本当に夢だったのでしょうか?

ちがう…このピアスが真実のあかし。