少女警官チカコ 第2話

そのまま何分も追いかけ、警察署の近くの公園で、おじさんが車を止めた。

「チカコ?」

「はいはい。きみ、本当の警察官だったとは。何でも言いますよ。わっ……仲間の警官も来たか。」

「チカコ、スピード違反か?」

「聞き込みから逃げた人。」

「緊急性がないのにサイレン鳴らすなよ。警察官なのに逮捕されるぞ。」

「ごめんなさい!」

「警察官なったばかりだから、大目に。次からクビだから。」

「はい。」

あれ、あのおじさんは?
あのおじさん、さらに逃げたみたい。車を置いて。