恋ってやつは厄介である




「いやぁ、不良がいない教室ほど快適なものはありませんよね」


「ざけんじゃねぇよ俺隣にいるだろうが」


「えっいたの!?ごめんなさい…ゴリ岳に連行されたのちそのまま帰らぬ人になったのかと……」


「てめぇ。女じゃなかったらマジ殴ってる。 あ、女じゃねーのか。よし歯ぁ食いしばれ」


「まって!? あたし女の子だよっ。ねぇこのサラサラロングヘアーを見て!?」


「んなもん知るか。朝っぱらからゴリ岳の臭ぇ加齢臭嗅がされてんだよこっちは」


「いやーん!祠希くんがセンセイに怒られた腹いせに殴ってくるぅー!イタイ!」


「まだ殴ってねぇよ!またクラスの奴らがお前の嘘に騙されんだろーが!」


「これぞ女の子の特権ってやつだよね」


「黙れオカマ」



昼休み。3ーCの教室は毎日騒がしい。
ひとつは、このはた迷惑な不良少年。なのに整った顔立ちで人目をひくもう一度言います不良少年祠希と、




「野崎さんを虐めるなんて祠希ってばいい度胸してるね。それ、俺の(奴隷)だよ?」


「なんか余計な言葉含まれてるうううううう!」


「あ?ふざけんじゃねぇよ伊吹。こいつは俺の(奴隷)に決まってんだろ」


「洗脳されるううううう!!」


「野崎さん煩い」





この天使様こと部長のせいなのである。