もしかして、あたしが最近元気ないの気づいてたの?
もしかしてもしかして、あたしが仮病使って部活休んでたの気づいてたの?
だから、励ましてくれたの?
「…叶わないなぁ、ホント」
もうそこにはいない祠希の姿を思い浮かべながら、クスリと笑みを浮かべた。
今日は、部活に顔だして見ようかな。
サボりすぎて部長にグラウンド30周命令出されるかもしれないけど、それもなんだか懐かしく感じるなぁ。
あと、あの子のところにも行こう。
このまま曖昧になんて終われないから。
そう決意したあたしは、向かっていた体を逆転させ、反対方向に向かって歩き始めた。

