そんな会話をして学校へつく。

そして、音瑠ちゃんはいつもの特等席。

それは、私と陽斗の間。

この三人は仲が良いと思う。


けど、私には一つ、問題があった。

「なぁ、音瑠。今度の日曜、用事は?」

「んーん、ないよ」

「じゃあさ…………」

そう、勘のいい人は気付いていると思うけど、二人は付き合っている。

その中に私がいる。