「ただいま!」
「お帰りなさい!タマちゃん、お兄ちゃん!」
「お邪魔します!」
しばらくしてから私の家に帰ってきた。
「桜井君、どうぞ上がってご飯を食べてって!」
「このご飯ねぇ、タマちゃんが全部準備したんだよぉ」
「桜井のお兄ちゃん、俺の隣に座ってよ」
「あー、ズルい翔くん!未来が隣に座りたいのにぃ!」
桜井君を巡って未来と翔が席の取り合いをしている。
「ほら、未来も翔もケンカしないの、2人とも桜井君の隣に座ればいいじゃない?」
「タマちゃんは隣に座らなくて良いの?」
「私は里美ちゃんのお手伝いをするからここでいいよ」
キッチンに近い席に座った私。
そんな私を見て桜井君は
「お前ら優しいお姉さんで良かったな」
2人の頭をクシャクシャッと撫でた桜井君はいつもの優しい笑顔を見せていた。
この子達、私以上に桜井君のことが好きなのかも。血は争えないなぁ。

