天神学園の問題児再来

「絶対の掟だと?」

真太郎を睨む紅葉。

「先に手を出したのはコイツ、ほむらを食おうとしたのもコイツだ」

「だけど天神学園の生徒は、絶対に命を奪ったりしたら駄目なんだよ」

紫陽花が紅葉に言う。

「聖人にでもなったつもりか?」

紅葉は紫陽花をも睨んだ。

「如何に不殺(ころさず)となった新生琴月流とて、己の身を守る為ならば相手を傷つける事も厭わん。コイツもその覚悟あっての事だ」

「身を守るなとは言わん。しかしコイツは既に気絶している。これ以上痛めつける必要はない」

反論する真太郎。

「意識を取り戻して、また襲ってきたらどうする!」

「その時は、また気絶させればいい」