天神学園の問題児再来

「……!」

ヴラドの言葉に反応し、真太郎は立ち上がる。

滴る血。

川蝉を支えに、表情を歪める。

…ヴラドの再生能力によって、紅葬送で付けた傷は塞がりつつあった。

傷が勝手に塞がるチートなのだ。

見た目には真太郎が圧倒的不利。

しかし。

「ヴラド殿、貴方も必死なのですね…」

「……」

真太郎の言葉に、ヴラドの動きが止まる。

「俺如きを、覇業の障害と称した…貴方にも夢がある。そして…」

しっかりと床を踏み締める真太郎。

「その夢を叶える為に、貴方は必死なのだ」