「ごめんねシオン、一杯怪我させちゃったね」

「俺は別に詫びる気はないがな。雪女の顔に傷を付けた事など気にならん」

「気にすんなよ花龍、その為に鍛えたんだ、俺は昔より頑丈だぜ?」

「龍馬、体は大丈夫か?」

「ああ気にするなヴラド先生、紗雪はガキの頃からヤンチャ小僧みたいでな、膝やら肘やらに傷をこさえてた」

「何を言うちょるか、真太郎の方が傷は深かろうが」

「何じゃと龍鷺郎!お前なぞ禿鷲にそのふてぶてしい口を引き裂かれてしまえばよかったのじゃ!」

順不同で会話をお送り致しております。