シオンは、曲が始まったというのにキョロキョロするばかり。
多くの女子生徒が、私と踊って、いえ私と、と申し出る中、それらを丁重に断る。
「兄上、あぶれてるの?だったら麗龍の後で私と踊る?」
シャンリーが言うが。
「いや、シャンリー、いいよ。やっと見つけたから」
シオンはスタスタと歩いて行き。
「リプニー先生」
「えっ?」
生徒達のフォークダンスを微笑ましく見つめていたリプニーの所へ。
「ほら、早く早く」
「えっ、えっ、でも…」
「何?」
「私、先生でっ…」
リプニーの言葉に、シオンは不思議そうな顔をする。
「女の子を誘って踊るって聞いたぞ、先生じゃダメなのか?」
「っ……」
リプニー、赤面。
多くの女子生徒が、私と踊って、いえ私と、と申し出る中、それらを丁重に断る。
「兄上、あぶれてるの?だったら麗龍の後で私と踊る?」
シャンリーが言うが。
「いや、シャンリー、いいよ。やっと見つけたから」
シオンはスタスタと歩いて行き。
「リプニー先生」
「えっ?」
生徒達のフォークダンスを微笑ましく見つめていたリプニーの所へ。
「ほら、早く早く」
「えっ、えっ、でも…」
「何?」
「私、先生でっ…」
リプニーの言葉に、シオンは不思議そうな顔をする。
「女の子を誘って踊るって聞いたぞ、先生じゃダメなのか?」
「っ……」
リプニー、赤面。


