「真太郎君」

紫陽花は、自らのヒモビキニに手をかける。

「いつも一緒にいるけど、2人きりになる事って、意外とないよね…」

その指先が、スルリと紐を解く。

「あ、紫陽花…?」

「あは…だからスペシャルハレンチなんて言われるのかな…」

真っ赤な顔をして、再びはにかむ紫陽花。

「真太郎君は、はしたない女の子は…嫌い…?」

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