天神学園の問題児再来

「……」

ヴラドはまたニュートラルな表情のまま、花龍を見る。

そのしばしの沈黙の間、彼は何を想い、何を考えたのか。

ややあって。

「早川 花龍」

ヴラドは花龍の名を呼ぶ。

「この俺の策略は決まった。貴様を花嫁にする為の策略がな。それを篤と聞かせてやる」

まるで邪悪な陰謀を企てたかのように、ヴラドは薄く笑った。