「龍馬君!」
「龍馬!」
真太郎とほむらが動く。
それをチラリと一瞥し。
「飛んで火に入る…」
紅葉は龍馬の着流しを摑み、彼をほむらの方へと投げる!
龍馬と衝突し、転倒するほむら。
「夏の虫!」
紅葉は軽やかなステップから、拳と蹴りを交えた乱れ斬りを放つ!
舞曲(シャコンヌ)。
打撃と斬撃の嵐によって、龍馬とほむらを一度に始末するつもりか。
だが。
「ぬんんんんんんん!」
龍馬は素早く体を入れ替えて、ほむらを庇う形となり、舞曲をその身に一身に浴びる!
「り、龍馬君!」
「し、心配せんでもええがじゃ…」
背中に何発もの深手を受けつつも、龍馬はほむらを見て笑った。
「こがいな傷…どうちゅう事はなかぜよ…」
「ほぅ、ならば」
紅葉が刃を返す。
「琴月自慢の終曲(フィナーレ)はどうかな」
黄昏の白刃が、閃く。
「龍馬!」
真太郎とほむらが動く。
それをチラリと一瞥し。
「飛んで火に入る…」
紅葉は龍馬の着流しを摑み、彼をほむらの方へと投げる!
龍馬と衝突し、転倒するほむら。
「夏の虫!」
紅葉は軽やかなステップから、拳と蹴りを交えた乱れ斬りを放つ!
舞曲(シャコンヌ)。
打撃と斬撃の嵐によって、龍馬とほむらを一度に始末するつもりか。
だが。
「ぬんんんんんんん!」
龍馬は素早く体を入れ替えて、ほむらを庇う形となり、舞曲をその身に一身に浴びる!
「り、龍馬君!」
「し、心配せんでもええがじゃ…」
背中に何発もの深手を受けつつも、龍馬はほむらを見て笑った。
「こがいな傷…どうちゅう事はなかぜよ…」
「ほぅ、ならば」
紅葉が刃を返す。
「琴月自慢の終曲(フィナーレ)はどうかな」
黄昏の白刃が、閃く。


