天神学園の問題児再来

「技の名前など、些末な事なのだ」

真太郎は川蝉を納刀する。

「肝要なのは、この技が川蝉翡翠を超える事。絶対に敗北せぬ事。そして何より紫陽花、お前を必ず守れる技である事だ」

「…えへへ」

真太郎の言葉が余程嬉しかったのか、紫陽花は頬を緩めずにいられない。

真太郎に歩み寄り。

「真太郎君汗びっしょり…早く拭かないと風邪引くよ?」

ハンカチを取り出して、頬を伝う汗を拭ってやる。

そうやって頬に手を当てて。

「……」

少し背伸びしながら、真太郎に唇を重ねた。