天神学園の問題児再来

中国拳法の稽古を終えた後、真太郎は中庭から道場へと移動する。

手にしているのは川蝉。

道場に準備した巻藁を前にして、抜刀する。

構えるは、前傾姿勢の刺突の構え。

そこから。

「ふっ!」

五分の力での、夕城流奥義・川蝉翡翠!

それでも巻藁は容易く貫かれ、あまつさえへし折れて道場の床を転がった。

奥義、しかも極意の斬鉄仕込み。

巻藁が真太郎の剣に耐えられる筈がない。

申し分ない最終奥義。

しかし。