「そんなに引っ張ったら、ストラップ壊れるんだけど…」 「ごめんね…??でもこうでもしなきゃ止まってくれないと思ったから…」 いつもは一つにまとめている髪も今日は何も結ばず下ろされていて、そのせいかよく表情が分からない。 「いいじゃん…逃げたら、そのまんまほっとけば…」 「どうして??逃げる必要なんて…」 「恵里香ちゃんがっ!!そうさせたんじゃん…」 「え…??私??」 唇をキュッと噛んだまま、地面に俯く亜莉朱ちゃん。