「あの日?…あぁ。事故が起こった日のこと?」 「うん…その日ってどうしてそうなったの…??」 実際に私が目撃した訳じゃないから、何も分からなくて…。 ずっと俊の口から真実を聞きたいと思ってた。 でもすぐには俊の口が開くことはなくて。 少しの間、沈黙が流れた。 「実はさ、シロを見かけたんだ。」 夕日を見つめる君の瞳は、美しさと切なさが混ざったようなそんな色。 「え…シロちゃん??」 「そ。野良猫だから餌を探しに屋台に彷徨いてたんだと思う。」