正直、落ち込む…。
いや、ずっと不安でしか無いよ…。
ただでさえ、俊は王子様の存在。
それに追いつく為に釣り合う為に、必死に私なりに頑張ってる…。
だから…調子乗ってるとか、勝手に決めつけて欲しくないなっ!!
私も努力してない訳じゃないもん……
「早速、噂になってるんだ。」
「な、何のこと…??」
少し怪しい笑みで笑う亜莉朱ちゃん。
なんだか不気味だった…。
違うよ…。
いつもは花みたいに美しいのに。
「渡辺くんが事故に遭ったって噂。」
「えっ!?ま…まさかそれを流したのって…」
「うん。私だよ。フッ、だって面白くないんだもん。いっつも困ってる時に恵里香ちゃんのとこに居る宏ちゃんが。私なんて女として扱われてないし。」
笑ってるのか、泣いてるのか…
よく分からない表情で亜莉朱ちゃんは言う。



