❤嫉妬カレシ日和☁





授業が終わって休み時間になると、斜め後ろの俊が背中をツンツンとしてきた。



「ん??なにっ??」

「いや、どんな表情してんのかなーって。ちょっと見たくなった。」



えっ!?私の表情!?


何のために~!?



「いや、あのっ!!私の表情はいつもの間抜けなまんまですよー??」

「プッ。」



アハハなんて言いながら、お腹を必死に抱えて大爆笑している。


えっ、どうして!?



「本当、恵里香って可愛すぎ。そういうとこ好きなんだけど。」

「…っ!?」



どんどんと熱が全体に上がっていくのが、自分でも恥ずかしいくらい分かる…。