❤嫉妬カレシ日和☁





思わず、自分の膝を見て俯いてしまう…。


分かりやすかったかな…。



「別に二人の間には首突っ込まないけど、相談くらいは乗るよ??困ってるコをほっとけないしね」

「亜莉朱ちゃん……」



優しくて。


その気持ちに胸が苦しくなる…。


でも言えない…。


嫉妬なんて。



「何があったの??ゆっくりでいいから…話して??」

「…っ。」



不思議と涙が溢れてきて…。



「よしよし…大丈夫だよ。」



そんな私に優しく背中を摩ってくれた。


ありがとう……。



「ごめんね…っ。落ち着いた…」



きっと5分くらい泣き続けたのかな。



「いいの、いいの。泣いた方が気持ちもスッキリ出来るでしょ??」

「うん……」



本当に良い人に巡り逢えたな…。


だから私も。


言わなきゃ、本当のこと。