私が我慢すれば別れないで済むんだし
浮気されて泣いても……
彼の浮気を疑ってもキリがないし……

それなのに私よりもっと彼を知ってる女がいたなんて……

大事な人ができたら絶対にもう失いたくない
でもそんな保証はどこにもないから不安で
あんなに好きだったのに別れたんだから
彼以上の人には出会えなくて

誰にも決められない……よ
好きか嫌いかだよ

やっと自分の気持ちに気付いた
彼が今も好き
___________________________________________
浮気されても、私が我慢すれば別れないで済むんだし、今まで通りだと思ってた。だけど、彼は戻ってこなかった。

ベアリング、もう彼の指から消えていた。でも、捨てることもできなくて、ネックレスにつないで、つけていた。

「もう一生、彼女だけでいい……」
なにそれ……

もう別にどうだっていいや。他の男と付き合った。でも、そんな関係は長く続くはずもなく、また別の男に……優しくしてくれる男と付き合ったけど、目的は夜の関係だけ

やっぱり、彼のことが忘れられない。
「これから、いくらでも恋愛できるはずだよ。」
すごく好きだったのに、諦めたんだから、まだそんなこと考えられないよ。
「できなかったよ。あんたのこと、真剣に恋してた。好きだって何度も言ったよね?なんでわかんないの?また恋ができるなんて、決めつけるな」
「ごめん。俺のことは忘れて……」
「忘れない。絶対に忘れないからー……」
「ごめん」
謝られながら、心が引きちぎれるかと思った。

忘れられなかった彼。もう叶わないってわかってるけど、何度も思い出し……もう、心も離れてしまったんだな……鏡の中の私……なんなのこの顔……

恋はうまくいってるって思ってたのに、ただの遊びだったんだ。二人で見上げた星空のきらめき……もう思い出なんだね……