やっぱり……キミが運命の人

自分が許せなかった
自分の気持ちを伝えて
キミをつなぎとめたかったから

困らせることしかできないけと
もうバカなことしないから
謝る決心をして会いに行った
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「あんなひどいことして、ゴメン」
「ホント、あんたってしつこいし、考えなしで何しでかすかわかんない。私達付き合ってる意味ないじゃん」
もし、本気で言ってんのなら、かなり痛い。これ以上どうしたらいい?

立ち去ろうとする杏里。思わず手をギュッとつかんだ。気づいたら引き留めていた
「離してよ」
「離さない」
「私より、似合う子はいっぱいいるよ……この間の彼女は?」
「別れたよ。怒ってる?」
「怒ってないけど、呆れてるだけ。あの子の気持ちはどうなるの?彼女以外にもいるんでしょ?もう信じらんないんだよ」
俺は彼失格なのかもしれない。
「杏里は、俺のこと好き?」
「もう、好きじゃない」
「いつまでも拗ねんな……って」
ますます強く手をギュッとつかんだ
「離してよ。ちょっ……ちょっと……何すんのっ」
「意地はんなって、俺のこと忘れらんなちんだろ?ホントのこと言え………よ」
「ちっ………違う。もうなんとも思ってないから……」
「いいから、素直になれって」

「やめなよ。嫌がってるでしょう………杏里大丈夫?」
「ちくしょー。またお前かよ。」
捨て台詞を言って、立ち去る。情けねー