なんだろう……いやな気分
あなたを見つけると
情けない気分でいっぱいになる

どうしたいのか……
自分でもよくわからない……
よくわからないけど……
遠く離れた距離……
会えない時間……

あなただけが友達じゃないよ
あなただって私じゃなくてもいいんでしょう?

私は親友だと思っていたのに……
二人で日々を重ね
毎日が楽しくて幸せだった
ずっと友達でいるのって難しいよね

いつだって……時間は流れてて
きっと変化を恐れていたのは私だけ
そんな臆病な自分に嫌気がさした
このままじゃ……いつまでたっても前に進めない

過去から抜け出して
新しい一歩を踏み出す
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新学期が始まった。今までは、すぐに杏里に話しかけに行っていた。でも、話しかける気持ちになれずに一人でぽつんと席に座っていた。杏里以外、話しかける友達が一人もいない………情けなかった。

私が話しかけに行かないと、杏里の席の周りは色んな人が楽しそうに話しかけていた。あぁ、ここでも今まで邪魔していたのは私だったんだ。

そんな私をほっとけなかったのか、何度か話したことのあるクラスメイトが声をかけてくれた。いつのまにか色々話していると、人なつこく、楽しい人だった。

別れ………そして新しい出会い