不器用だけど優しくて
私を支えてくれた
だけど私は彼のそばにいないほうがいいんだ
こんな私迷惑…だよね…

自分のことなのにすごく遠く感じる
胸がキシキシする
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学校帰りに、女の人に呼び止められた。見忘れるはずが…ない。彼がネックレスを一緒に選んだって言ってた人

「彼に、そのネックレスもらったの?私もよ」って、私がもらったのと同じネックレスをしていた。
「本気にしないほうがいいわよ。あんたなんてからかって、楽しんでんのよ」
今日、誰とも会いたくない…心の中で思っていた。

彼ならもてるし、他の誰かとなんてことは、最初からわかっていた。杏里がホテルで見た人はこの人だった。彼の言葉は全部嘘だったんだ。全部…ただ、遊ばれていただけだったんだ

会いたくないけど、彼に会うことにした
「琴里の他に好きな人なんていないよ」
「いい!もう聞きたくない。」
もらったネックレスを返した
「もう好きでもなんでもないから…」

さよなら、好きだった人…バイバイ