愛はあるのに……
心はあなたのものだけど……
踏み切れない一線……

怖いから逃げた

それなのに……
こんなにも優しく……て

私がこのままじや何も変わらない
私……ずっと変わりたかったんだ
___________________________________________
怖くて、涙がこぼれ落ちた。だけど、私のことをこんなに考えてくれてた。
「臆病でごめんね」
「琴里が俺を好きなら、それでいい」

「好きなんて言葉じゃ足りない。愛してる。これからもずっと俺の隣にいて」
「嬉しい……すごく嬉しいよ。どこまでもついていく。」
ぎゅっと抱きつく。

ぶっきらぼうでクールで、でも優しい彼が好き。こんなに想われてるなんて……これからは、あなたに愛をあげい。きっと、いい恋になる……

あぁ……でも……私……どうすればいいの?

せっかく付き合えたんだから……私を選んでよかったって思ってほしいから……あなたとなら、変われる気がした。変わりたい。

「本当に……後悔しない?」「う……うん」
「琴里のこと、もっと知りたい。俺に教えて……」
「私も……知りたい……よ。たくさん愛して……」
いつもよりも力強い腕の中……
「うまくできないかもしれないけど、琴里の気持ちが変わらないうちに……」
ずっと一緒にいたいから……一緒に乗り越えていこう。

「俺がどれだけ愛してるか、わかってくれた?」
彼が抱き寄せ、頭を預けて、2人で部屋の窓から夜景を眺め、2人で泣いた。
「ずっと俺から離れんなよ」
「ずっとそばにいるよ」
「浮気なんてしないから……」
「本当に?」
「信じられない……のかよ?」
「だ……だって……」
「俺をアイツと一緒に考えんなよ。琴里も浮気したら許さない……からな。愛してるよ」
繰り返される愛の言葉……信じちゃうよ