あの日からオレの時は止まったまま
息苦しい日々を過ごしてる
オレはただ……
悶々と時が過ぎるのを感じてる

そのうち……全てが思い出に……

思い知らされた
でもそんなことで諦められる想いじゃない
まだ好きでいいですか?

オレ……今も……キミのこと……
ずっと……ずっと……キミが好き……
しょーがないだろ……
それでも好きなんだから……

オレ……ずっと待ってたのに……な
自分から言い出すこともできなかった
何もできずにうじうじしてるうちに……
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もう会えない……あのまま……別れ……

でも、まだ心のどこかで琴里が戻ってきてくれるんじゃないかって、いつまでも鳴らない携帯を見つめていた。こんなに時間がたって……ずっと連絡がない。

何をしても、何を見ても、琴里とのことを思い出してしまうから、家に引きこもっていた。

はぁ……(´ヘ`;)ため息しか出ない

久しぶりに携帯が鳴ったけど、琴里じゃない。大学の友達からだった。添付されていた写真に愕然とした。琴里が遊園地で隼人と仲良く遊んでる写真だった。
「女嫌いだと思ってたのに、隼人……彼女できたみたいだぞー。」
琴里がオレの元カノって、知らない友達からのメール。

写真の隼人は、笑顔だった。あんな顔……見たことないよ

俺達、もうダメなのかな?俺、やっば琴里じゃないもダメだ。なんでこんな気持ちでいないといけないんだ。

琴里と隼人がいるらしい遊園地に向かった。会えるかわからないけど、出口でずっと待っていた。仲良く二人で出てきた。やっぱり本当だったんだ……

ドキドキしながら、声をかけた。
「琴里、隼人……」
「あれ、健人もきてたの?」
「お前達付き合ってんの?」
何も知らないで、都合のいいことばかり考えてた。ダメ、これ以上はダメ……だから
「付き合ってないよ。」
「面倒くさいやり方で、俺の気持ちを確かめるのやめろって……」俺の気持ちを確かめるために、仕組んだことだと思いたかった。
「何……言ってんの?そんなことするはずないでしょ……」
「今さら、隼人にやれるかよ。俺は琴里を離さない。」
「な……何言ってんの?私達、もう付き合っていないんだよ。」
「もう認めろよ。俺のこと好きだろ?」
「もう好きじゃない。」
「もう一度……言ってみろよ」
「もう好きじゃない。今は他に好きな人ができたから。」
「もうあんなことしないから………すげー好きだから……もう一度俺と付き合ってよ……」
「む……む……無理だよ。私には好きな人が……」
「ダメ……俺のほうが琴里のこと好きだから、誰にもあげないよ。絶対……」
「私にとって、あなたとのことはもう終わったことなの。さよなら……」