心が教えてくれた
まさかまた会えるなんて
運命だって……
オレなら……オレだったら……
ひそかな片想い
彼女をこんなに近くに感じて……
でもこれ以上は近付けない……今は……
今のままじゃダメ……
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出会った頃は、全然こっちを見てくれなかった。あの時の出会いは、男との別れ話の時だったからな……あの出会いも奇跡みたいなもんだ………な。
そして、会うたびに惹かれていってる。でも、ちっとも距離が縮まらない。正直な気持ちが聞きたい。俺……本当は欲張りなんだ。
この間の出来事のせいで、女友達はいなくなった。だけど彼女といられるなら、平気だった。
大学でこの間の奴らを見かけた。「好みのタイプ?そうだなー、顔がよくて、お金持ち……」「さすが……言い切ったよ。」「そのバック新作でしょー?」「そーなのー?もらい物だからわかんなーい。」あいつらにとって、俺ってそういう存在価値だったんだろう……な。
うまくいかなくっても、諦めたくない気持ち。俺って、意外と諦め悪いんだ……今さら仕方ないじゃん……もう出会っちゃったんだから……
たら……れば……の話をしたってしょうがない。俺は信じたいものを信じる。
そして、彼女に会いに行く。ふわりと微笑んだ顔にドキドキした。彼女が屈託なく笑ってくれるのは、俺を男として意識してないから……
もしかしたら、彼女との関係が終わるかもしれない。俺ばっかり好きな気持ちが空回りして、なんだか悔しい。恋をして知った。最初は顔を見るだけで、話をするだけで充分だと思ってたのに、それだけじゃ無理みたい。人の気も知らないで……ただ彼女を好きな気持ちだけははっきりしている。彼女が他の男を好きになってしまうかもと思ったら……
俺は本当の気持ちに気づいてほしくて、自分の気持ちに素直に……
「もっと自分のことを大切にしたほうがいいよ。」
「うん。でも、もう大丈夫。優しいね。」
ふわりと微笑んだ。笑顔にドキドキした
「俺はいい奴でも、優しい奴でもないよ」
「そう?私はあなたの優しいところが好き」
彼女の気持ちを聞いたら、嬉しくって……幸せな気持ちになった。

