オレはいつも気づかない
鈍感さは時に凶器だな
彼女はいつも笑っていた
悲しい時も……
寂しい時も……
辛い時も……
いつも笑顔でいる
だけど本当は……
どれだけのものを抱えてきたんだろう
弱くて……辛くて……一人で泣いていた
きっと……心が純粋なんだ
彼女はいつもバカみたいに笑っていて
幸せなヤツだと思っていた
泣かないで……
一人で泣かないで……
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いつも笑顔でいる彼女。本当は辛かったはずだ……
最近……高校の時に別れた彼女のこと……頭をよぎらなくなってきた。あの時みたいに傷つきたくなかった。自分のこと守って何がいけない？誰だって、傷つきたくないって思ってるだろ？
泣いていた彼女の目の奥に悲しみが隠れていた。なんでもっと早く気づかなかったんだろう……
気持ちも変化していく。彼女といると心があたたかくなるんだ。
そして、今日は彼女に会いに行く。少しでも彼女の記憶に残りたくて……
「昨日のこと心配かけてしまって……ごめんなさい。ありがとう。」
聞きたいことはいっぱいあるのに、何もかもぶちこわしてしまいそうで、怖くて聞けない。俺のバカ……
女の子と何話していいかわからない。
