思えば初めて会った時から
恋をしていたのかもしれない
好きになってはいけない相手だとわからずに……

仕方のないことだと思っても
もっと恋したかったな
あなたのそばにいない方がいいのなら……
離れなければならない時がきた……
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彼と会う約束していたけど、大学の友達と会うことになったからと、一緒に行くことになってしまった。でも、彼はこの間の子と話してる。知り合いなんていないから、1人で……何もできなかった。

トイレに行くと、あとからあの人がきた。
「なんで、こんなとこまでついてきてんの?まだ別れてなかったの?よく続くわね」
何も言えなかった。
「彼……私のこと好きだって言ってくれてるの?早く別れてきれない?」
元カノの人も、こんな想いをしたのかな?
そのまま出て行ってしまった。

彼を外に連れ出した。
「あの人のこと好きなの?」
なんで返事を知るのが怖いの?こんなに返事を知るのが怖いの?
「なに急に……好きだよ。」
ここに連れてきたのは、別れたかったからなの?不安は的中してたってこと……か。もういい……自分勝手で、私の気持ちなんて頭のすみっこにもないんじゃないの?
「そう……じゃ、私達……別れよう……」
「何……急に……」
「あの人とつきあえばいい」
「あいつは、ただの友達だ。琴里のこともっと大事にするから……別れるなんてイヤだ。これからはもっと、琴里との時間増やすから……」
「もういいよ。」
どうせなら、最後まで冷たくしてくれたらいいのに……
そしたら、嫌いになれたのに……
そのまま、この場を離れた。