記憶の彼方にある風景
いつだって彼女がいた
彼女の隣で…
心の中はいつも彼女がいた

だけど彼女はいなくなった

いつも頑張る前に諦めちゃうけど
本当はどうしたいの?
オレ…まだ彼女が好き
気持ちだけが暴走する

結ばれない恋
彼女を想う気持ち
彼女がくれた気持ち
大好きなのに…なんで…
どうしても彼女を忘れられなくて

気持ちがあふれて止まらない
恋する気持ち
それでも彼女が好きっ…

いつか…
別の誰かが隣にいるのは見たくない
彼女の隣に別の誰かがいるんだと思ったら
全部がイヤになった
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琴里に会った瞬間に分かった。琴里には、きっともう会えない。俺なんかいらないって、そう言われるのが怖かったんだ。でも、このまま琴里を失うのは、もっと怖い。

琴里に会いたいなー…会って話して…この気持ちは本物…琴里を見つけ、思わず手をつかんだ

琴里は、俺がいなくて平気なの?少しは俺のことも考えろよ…琴里にとって、俺って何なんだろう?ただの友達?でも、2人きりの時は、それでも甘い空気を感じていて…

本当は、琴里が笑いかけてくれるだけで、すごくドキドキして…嬉しくて…

このままいなくなっちゃうなんてやだ。琴里の気持ちがわからなくて、まさかこんなに嫌われてるとは夢にも思わなかった。心のどこかで、まだやり直せるはずだ…って思ってた。

琴里はいなくなってしまった。俺はバカ…だ。見上げた空は、抜けるような青…想像するよりも、ずーっと傷ついてるみたい。俺の心臓を止める気かよ…心が痛い。俺は無意識に頭をかいた。

全部がイヤになった。