「二人ともちょっとここで待ってて」

弥生は二人を部隊の訓練場で待たせると
睦月と優翔の元へ行った


「報告いたします
女王陛下、国王陛下

結衣王女と緋優王子は魔力が
強すぎるということで学園から
出ていくように言われました

残れるようにと思ったのですが
とても無理で…
二人は私、王族護衛部隊隊長
秦山弥生が戦闘技術だけでなく
人との関り合いも教えていきます

どうか私にお任せを」


「弥生にすべてを任せます
今の時期は人との関り合いを
学ぶのにとても大切な時期です

同年代の子供とふれあうことも大切です
貴女の子供とも今まで以上に
遊ばせてあげてください」



「ありがたき幸せです
この事は私の子供たち

雅と真琴にも伝えておきます!
いづれ真琴に関しては同じ学園に
通うことになるでしょうから
きっと喜ぶと思います!」


「貴女のような立派な隊長がいて
本当によかった

身分撤廃の時も必死に元貴族たちに
伝えてくれたし


お陰で私たちの望んでいた
平等な国になったかしら」


「これも女王陛下、国王陛下のお陰です
お二人の人望があったから
なし得たことです」


「うまいことをいうなぁ
弥生、これからも結衣と緋優を
頼んだぞ」


「お任せください
きっとサクリトスに入学する頃には
誰よりも強い魔法使いにしてみせます
国王陛下



私はこれにて失礼いたします」


弥生は丁寧に挨拶を済ますと
謁見の間から出ていった