夢の少年








学校には友達2人と一緒にいる



「ね、聞いてる?
ねえ、ってば」



1人が私に話しかけていた



ボーッとしてた私は何度か呼ばれてから気づいてそちらを見た



「ん、ごめん
ボーッとしてた」



そう言うと友達は笑いながら



「大丈夫ー?
てかさー、見てよあれ」



そう言いクラスの端に座っている女の子を指差した



その子はいつも1人で、本を読んでいた



私は今日呼んでる本、家にあるな〜


なんて思いながら



「田原?
どーかしたの?」



そう聞くと友達は



「え、なんかやばくない?」



と笑っている
もう1人の友達も



「ヤバイヤバイ
てか、メガネ似合わねー
本、なんか古臭くね?」



なんて、悪口を言い始めた


この時間は嫌いだ


田原が可哀想

私は黙って聞いているだけ



だって、何か言い返したとして
私になんの得もない



ただニコニコ話を聞くだけで平和に過ごせるならその方がいい