響く、声。



えっと、だから。




「、うん」





戸惑いなんて一瞬で消えて、早く早くって、焦って首を縦に振った私の心に浮かんだ、嬉しさの色なんて、そんなの私は知らないよ。





「じゃー、行きますか」






オレンジ色の君が、誘う。