──ガコン
しゃがみ込んでコーラを取る。
「………もしかして冬音さん?」
その声にその体勢のまま振り返った。
「あ、誠くん?」
そこにいたのは篠木の集団の中で探してもいなかった誠くんだった。
「まさか誠くんがいるとは。篠木の人たちがいたから探しはしたんだけどなー。」
「僕は用事で途中参加したんだ。冬音さんも友達と?」
立ち上がった私の手元を見て彼は言う。
そこにあるのは種類もまちまちな飲み物4本。
どう見てもこの本数は1人分ではない。
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