「やっぱり、皆でバーベキューとか楽しいね。」
「まぁ、滅多に出来ないからね。」
丁度良く、日影になっている場所へ適当な石を置いて肉やら野菜やらを頬張りながら話す。
内容は女子らしいキャッキャッとしたものであることは否めない。
「お待たせー。って、2人とも先に食べてるー‼」
そこへ1つの聞き慣れた声がする。
「やっと来たねー、きーちゃん。」
キセ
「葵世が遅れてくるからでしょ。」
彼女は2年で私たちと仲が良い。
私たちは3人でいつも行動している。
今日は少し用事があり、遅れるということで今到着したのだ。


