「明日ってバーベキューするってやつ?行くけど。」


一歩遅れて手を下ろした彼は首を傾げつつ言った。

欠席はないと聞いていたからそうだろうとは思っていたけど。


「じゃあ、また明日ですね」


私は立ち上がる。

いつの間にか、コーヒーも飲み終わり雨も上がっている。

どうやら夏特有の夕立ちだったようだ。

もうくだらないことで悩まない。

直接、ぶつかっていこうと決めた。