彼のそばにいたいから。
その彼を繋ぎ止めることが出来るなら、
それが恋情だって友情だって。
どっちだって良い。
これで終わりにしなければ良いと、
そう結論づけて。
そうすればチャンスだって巡ってくる。
まだ彼が卒業するまで時間があるから。
それまではこの恋を頑張ろうって決めた。
結果的に上手くいかなくたって、
大人になって辛かったけど楽しかったと笑えると思うから。
悔いのない一時を。
私の足は久しぶりにあの場所へ向かっていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…