「俺、いろいろコンビニで買ってきたんだ。」
彼はパンパンに詰まったビニール袋を出して、中身を一つずつ出し始めた。
「ちょっと、買い過ぎじゃない!?」
そこからは、アイス、ジュース、お菓子などが大量に出てきた。
「でも、屋台とかで買えないんだから、せめてこれくらい・・・。」
「こんなに食べきれないよ。」私は呆れつつ、笑いざるをえなかった。
もう日も沈み、私たちは空に花が咲くのを待った。
「てかさ、本当に気楽だよね、白斗って。」
「え?どういうこと?」彼は醤油煎餅を食べながら言った。
「だって、あんな明らかなところでバイトしたり、普通にコンビニに行ったり。実際、隠れてる気ないでしょ?」私は彼をからかった。
しかし、その私の言葉で、彼の煎餅を口に入れる手が止まり、目の焦点が合わなくなった。
「・・・え?白斗?」私は何かいけないことでも言ってしまったのかと、急に不安になった。
彼はすぐにいつも通りに戻った。「あ、ごめん。そんなことないよ、俺は真面目だよ。」それを言った彼の笑顔に微かな違和感を覚えたが、わたしは気のせいだと自分に言い聞かせ、何も言わなかった。

